観葉植物はお部屋にかざることで、居心地の良い落ち着いた雰囲気を演出してくれます。
お部屋を洗練されたおしゃれな空間にするためには、欠かせないインテリアアイテムの一つです。
本日は、置くだけでお部屋のおしゃれレベル度がグッとアップする、観葉植物10選をお届けします!
植物は生き物なので日々のお世話が必要です。今回は置きたい場所にあわせて、なるべく手間がかかりにくいおすすめのグリーンを、ご紹介させていただきます。
「フィカスベンガレンシス」クールさとポップさをあわせ持つ樹木
育てやすい度 ★★★★☆
スタイリッシュ度 ★★★★☆
耐陰性 ★★★★☆
【おすすめロケーション】
リビング・暗めの部屋・廊下
ゴムの木の仲間でも大人気のベンガレンシス。別名「ベンガル菩提樹」とよばれ、故郷のインドベンガル地方では、「聖なる木」とされている。
白肌の幹と、濃いグリーンの葉のコントラストが美しい。また幹から垂直に地面に向かって伸びる気根(きこん)が生えている株は、さらに神秘的な雰囲気がある。
小ぶりの鉢もあれば、お部屋のシンボルとなるような大きな鉢で売られているものもある。
耐陰性もあるので暗めの部屋での生育も可能だが、寒さにはそこまで強くはないので10℃以上の環境で育てるようにしましょう。
「パキラ」南国の風を感じさせる姿。生命力の強い観葉植物
育てやすい度 ★★★★☆
スタイリッシュ度 ★★☆☆☆
耐陰性 ★★★☆☆
【おすすめロケーション】
リビング・暗めの部屋・廊下
美しい若葉色の楕円の葉が、大きな手のひらのように広がる、活き活きとした生命力を強く感じさせるパキラ。
花言葉も「快活」「勝利」というポジティブなもので、風水的にも財力を高める効果などがあると言われている。
生まれは中南米で、生長もとても早く、天にむかって真っすぐと伸び続けます。丈夫で育てやすい観葉植物として人気です。
ベンガレンシス同様、耐陰性があるので暗めの部屋での生育も可能だが、寒さには強くはないので10℃以上の環境で育てるようにしましょう。
「シェフレラ」個性豊かな造形の観葉植物。自然のオブジェ
育てやすい度 ★★★★☆
スタイリッシュ度 ★★★★☆
耐陰性 ★★★★☆
【おすすめロケーション】
リビング・暗めの部屋・廊下・玄関
光沢のある濃いグリーンの小ぶり葉が、幹にたくさん生えるシェフレラ。
別名「カポック」とも呼ばれ、昔から観葉植物として広く親しまれているのは、どんなインテリアにもマッチしやすいことも要因の一つではないだろうか。
幹が太めの株や、気根(きこん)が生えている株もさらに味がある。
初心者でも育てやすい観葉植物であるシェフレラは、耐陰性があるうえ、寒さにも強め。玄関などの室内の暗めの寒い場所でも生育は可能です。
冬場は生長が止まるので、水やりを控えめにすることがポイントになります。
「ユッカ」まっすぐの幹の先に細長い葉。凛々しきシャープな植物
育てやすい度 ★★★★★
スタイリッシュ度 ★★★☆☆
耐陰性 ★★★★☆
【おすすめロケーション】
リビング・ベランダ
学名のユッカ・エレファンティペスは、「ゾウの足」という意味を持ち、まっすぐ伸びた太い幹が自生地では10m近い大木となる。
市販のユッカは少し細めではあるが、幹は力強くまっすぐの伸び、先端からは鋭くとがった長い葉が放射状に伸びる。
その姿は原産地のアメリカ乾燥地帯を彷彿とさせる。耐陰性も耐暑性もある丈夫で育てやすい観葉植物。
水やりだけは乾燥地帯の植物のため、しっかり土が乾燥してから行うことと、冬場はさらに控えめにすることがポイント。
別名「青年の木」とも言われ、贈り物としても人気の観葉植物。
「リプサリス」垂れ下がる茎。繊細でスタイリッシュな観葉植物
育てやすい度 ★★☆☆☆
スタイリッシュ度 ★★★★★
耐陰性 ★★☆☆☆
【おすすめロケーション】
リビング
アメリカの熱帯雨林の木の上などで育つトゲの無いサボテン。細長い茎が枝分かれしながら地面に向かって伸びていくその姿は、とても繊細でとてもスタイリッシュ。
ハンギングして吊り下げるとその特異な形状が際立ちインテリアとしてインパクトが出ます。
耐陰性はあまりなく、また寒さにも強くはないので、室内のリビングの窓際などで育てましょう。
熱帯雨林の植物なので水やり以外にも、月に1~2回は霧吹きをかけてあげましょう。
「モンステラ」切れ目のある大きな葉はまさに怪物!エキゾチック観葉植物
育てやすい度 ★★★☆☆
スタイリッシュ度 ★★★☆☆
耐陰性 ★★★★☆
【おすすめロケーション】
リビング・暗めの部屋・廊下・玄関
ラテン語で「怪物」という名を持つ独特の葉を持つモンステラ。
エキゾチックなそのフォルムは存在感があり、お部屋に個性的な雰囲気を醸し出してくれます。
トロピカルなデザイン雑貨のモチーフとしてよく使われたり、ミッドセンチュリーのインテリアスタイルにはなくてはならない存在。
また、西海岸風のインテリアスタイルでも飾られることもある、もはやアメリカンインテリアの調度品のような扱い。
耐陰性もあるので暗めの部屋や、廊下などでも生育が可能です。ただ寒さには弱めなので、室内向きです。
乾燥にも弱く、土が乾いたらたっぷりと水やりをしましょう。
「アボガド」キッチンにガラス水耕栽培。フレッシュなグリーン
育てやすい度 ★★★☆☆
スタイリッシュ度 ★★★★☆
耐陰性 ★★★☆☆
【おすすめロケーション】
リビング・キッチン
透明ガラスと水、植物のグリーンがキッチンに清涼感を与えてくれるアボガド水耕栽培。
いつもは捨てている種を、半分まで水に浸けておくだけでアボガドは発芽してくれます。
水を毎日交換してあげる必要があるので、置き場所としてもキッチンがおすすめです。
アボガドに限らず、切り花、切り枝、ハーブなど、ガラス瓶に入れておくとキッチンを美しく彩りつつ、成長を楽しむことが出来ます。
1ヶ月後、アボガドの種が発芽した時のあの感動を味わったら、あなたも観葉植物にはまってしまうかもしれませんねー。
「ハーブ」ベランダで育つ生活を彩る観葉植物。香り豊かなスパイス
育てやすい度 ★★☆☆☆
スタイリッシュ度 ★★★☆☆
耐陰性 ★★☆☆☆
【おすすめロケーション】
リビング・ベランダ・キッチン(水挿し)
グリーンの葉が小ぶりで見た目もかわいいハーブ。
ミント、バジル、ローズマリーいろいろなハーブをベランダで育てることが出来ます。
料理のスパイスやお茶など、植物との生活を見るだけでなく、味覚、嗅覚でも楽しむことが出来ます。
ベランダで育てる場合は、真夏の直射日光では葉焼けを起こすことがあるため、半日陰になる場所に置いてあげましょう。
「多肉植物」生命力と個性が人を虜にする。ユニークな存在感
育てやすい度 ★★★★★
スタイリッシュ度 ★★★★☆
耐陰性 ★★★☆☆
【おすすめロケーション】
リビング・ベランダ(雨・雪は注意)
個性的なフォルムで興味や好奇心を掻き立て、人を虜にする多肉植物。
雨の少ない乾燥地帯で生きていけるように、体の一部に水を貯めこんでいるので葉っぱや茎などが膨らんでいます。
自生地の環境のように乾燥気味にします。水が少なくても育つ強い生命力をもっています。
耐えられる寒さは種類によって違いますが、一般的に暖かい場所で育てたほうが育ちやすい。
ベランダで育てる場合は梅雨時期の雨と、冬場の寒さや雪に注意が必要です。
室内の日当たりのいい場所に置いておくのが管理が楽なので一番おすすめです。
「ティランジア(エアープランツ)」わずかな水分で生きるたくましさ
育てやすい度 ★★☆☆☆
スタイリッシュ度 ★★★★☆
耐陰性 ★★★☆☆
【ロケーション】
リビング・キッチン
土が無くても育つティランジア。空気中の水分を吸収しながら育つため、エアープランツとも呼ばれ人気で園芸種も含めると2,000種以上もある。
原生地では自分で根を張らずに、樹木や岩場に着床したくましく生きている。
蒸れるのが嫌いなので重要なのは風通しです。吊り下げて風が通り抜ける場所で生育することをおすすめします。
霧吹きをしたら乾燥させ、また霧吹きをして湿らせるを繰り返します。
耐陰性はそれほどなく、10℃以下の場所には置かないようにしましょう。
カーテン越しの優しい日差しで育てましょう。
お世話が楽ちんでインテリアとしても存在感のある10種類をピックアップしてみました。あくまでも一例になりますが、これからインテリアプランツを考えている方の参考になればうれしいです。本日もご来園ありがとうございました。
コメントする