鉢底石の選び方。必要?不要?ネット袋入りは何?適切な量は?

土・鉢底石を選ぶ植物を育てる

なとなく入れるのが当たり前だと考えられている鉢底石。でも本当に必要なのでしょうか?

今日は鉢底石の役割、種類や特徴、選び方について一緒に考えてみましょう。

園長
園長

鉢底石を入れる理由を、今日ははっきりさせときましょう!

鉢底石ってもしや、不要ではないのですか?

お察しの通り鉢底石があったほうが断然いいでしょう。

鉢底石は水はけを良くしてくれる効果があり、植物が過ごしやすい環境づくりの手助けをしてくれます。

また、底に隙間ができることで、鉢底の通気性・排水性がよくなり、悪い菌の発生も防いでくれるので、根腐れの防止になります。

ちなみに、その辺の石ころやバラバラにした発泡スチロールでも代用は可能です。

ただし、市販の軽石は小さな穴がたくさん空いているため、排水性に加え、ほどよい保水性をも兼ね備えています。

また、軽石を熱処理した黒曜石タイプの鉢底石は、雑菌が繁殖しづらいという特徴があったりします。

そういった意味でもやはり、市販の鉢底石がおすすめです。

ネット袋入り鉢底石を選ぶメリット

ネット袋に入った鉢底石は、再利用する時に効果を発揮します。

そもそも鉢底石は洗って天日干ししてあげれば、繰り返し使用が可能なのですが、ネット袋に入っていると、土から鉢底石を取り出しやすいというメリットがあります。

植木鉢の植え替えの際に出る土の処理は結構大変です。

再利用をする方は、確実にネット袋入りの鉢底石がおすすめです!

どれくらい入れるのが良いのか?鉢底石の適量

通常底が見えなくなるくらい入れれば問題ありませんが、だいたい5分の1くらいのところまで入れるイメージです。

しかし、水はけが重要なランなどは、さらに石の割合は多めにしたほうがかもしれません。

私がおすすめすのネット袋入り商品は、こんな説明になっています。

引用:楽天 花ごころ「くりかえし使える鉢底石」

鉢によっても違いますが、ネット1袋(0.8L)で、6号~8号の普通の鉢をカバーで出来るそうです!

花ごころ「くりかえし使える鉢底石」

引用:楽天 花ごころ「くりかえし使える鉢底石」

原材料は軽石。設立1981年の家庭園芸用土の専門の老舗企業(株)花ごころが製造したネット入りの鉢底石。『ワリフ』という丈夫な素材でネットが作られています。繰り返しの利用を前提に作られているので、とっても経済的&エコ商品です。

園長
園長

ネットで購入する際は鉢底石を何リッター買うかが分かりにくいと思います。以下の「鉢土の容量の目安」を参考に、「土の容積」の「5分の1」でおおよそを計算してみてください!

▲引用:シャルカ楽天市場店

https://www.rakuten.ne.jp/gold/sharuka/

おすすめの鉢底石

楽天やAmazonで評価が非常に高い(★5~4.5)商品をご紹介します。

プロトリーフ かる~い鉢底石

引用:【楽天】かる~い鉢底石

プロトリーフブランドの鉢底石。名前の通り非常に軽く通常の1/5の重さ。

また、原材料が黒曜石パーライトなので、無菌、無臭で清潔。長期間使用しても劣化しにくいのが特長です。

なお、こちらネット袋には入っていません。

自然応用科学 鉢底に入れる石

引用:【楽天】自然応用科学「鉢底に入れる石」

こちらも老舗企業、自然応用科学(株)の鉢底石。原材料は軽石

ネット袋入りの商品で、1袋に0.5Lと少し小ぶり。10袋も入っているのでお得です。

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