【おすすめ植物園】小石川植物園温室。入り口に注意!

植物園に行く

みなさんこんにちは!

本日は2019年11月に一般公開が開始された、小石川植物園温室をご紹介させていただきます。

リニューアルオープンして間もないこともあり、とてもきれいな施設でめずらしい植物もたくさん。 植物好きの方はもちろん、今日は自然を感じたい、どこか東京都内で散歩したいな。という方にもおすすめのボタニカルスポットです!

開園時間などの施設基本的な情報、見どころ、歴史などをまとめましたので参考にしていただければ嬉しいです。

小石川植物園・温室 入園料・定休日・公開時間など。入り口に気を付けて!

●アクセス
丸の内線 茗荷谷駅 徒歩15分/三田線 白山駅 徒歩10分
●入園料 
大人 500円/小人 150円
●休園日
月曜日
●開園時間
午前9時~午後4時30分
●温室公開
午前10時~午後3時 

東京大学附属の植物園である小石川植物園ですが温室も含め一般に公開されています。

アクセスについては、駅からは10分~15分で、園内も広々としていますので散歩したい方にはピッタリだと思います。※正門からしか入園が出来ませんので特にご注意ください!

▲入園できるのは正門のみ!
園長
園長

私はスマホの地図アプリで住所検索していったら、入り口がよく分からず、園の外をぐるっと一周する羽目になりました。。

入園料は高校生以上が大人500円、小中学生が小人150円、6歳未満は無料です。

温室のリニューアルに併せて少し値上がりしましたが、園内の充実感と比べればとても良心的なお値段だと思います。入園していただくと、温室にも自由に入ることができます。

休園日については、通常の定休日は月曜日です。ただし月曜が祝日の場合は開園となり、替わりに翌日が休園日になります。年末年始もお休みです。

時間については、園の開園は午後4時30分までですが、午後4時で入園ストップになります。また、温室だけは午後3時までの公開です。

温室は比較的正門の近くにありますので、先に行くのがよいのかなと思いました。午前中も開園は9時で、温室は10時から公開です。

なお、植物園という性質上ペット連れの入園が出来ません。また、遊具やボールなどの持ち込みがNG。またアルコールもNGですのでお気をつけください!

園長
園長

温室は正門を入られたらまっすぐ坂道を登ってください。ガラス張りの温室が見えてきますよ!

おすすめポイント!ここがすごい!小石川植物園温室のみどころ

一般に公開されている範囲は、旧温室の約2倍(総床面積は1,249㎡で約4倍に拡張)の広さとなり、現在約2,000種もの植物が栽培されているそうです。

夏期に高温になりすぎることを防ぐため天井全面にスライド式の大きな開口部を設けていたり、全室ミスト装置を設備していたり、新しいだけあって最新の熱帯性温室です。

栽培環境を調節できる温室1~温室6までの6室に分かれており、国内外の植物を一堂に観賞することが出来ます。

中でも小笠原諸島にしか生良しないをこれほどまでに多く観賞できるのは、小笠原諸島の希少植物の保護繁殖を30年以上前から取り組んでいる小石川植物園ならではだと思います。

また新たに100㎡の「冷温室」が隣接され、熱帯植物以外にも高山植物を楽しむことができます。

ここだけの話、冷温室のミストはきっと夏場なんか気持ちいいんでしょうね。心から癒しをもらえる私のパワースポットです。

園長がおすすめしたい温室の植物たち

▼タチテンノウメ

小笠原諸島のコーナーに設置されていた見事な一株。小笠原で見られる類似種のシラゲテンノウメと並んで飾られていました。

ちなみにシラゲテンノウメは地を這うように枝を伸ばしますが、このタチテンノウメは文字通り立ち上がって枝を伸ばす特徴があります。

葉は光沢のある濃い緑色でとても小さく規則的に枝にびっしりと咲いています。

写真のように3・4月頃に白い梅のような花が咲くのですが、テンノウメという名前の由来はこの花を天の星に例えて名付けられたそうです。

▼タチボウキ

南アフリカ産のタチボウキ。

茎のいたるところにトゲがある、アスパラガスの仲間です。細い枝に星のように咲く松葉状の葉が、まるで線香花火のようで、とてもかわいい佇まいです。

▼ナガホアリアカシア

南アメリカの熱帯林だけに生える植物で、名前にもある「アリ」と共生して生きる、「アリ植物」です。

樹液には甘い糖分を含み、写真のトゲふくらみは空洞になっておりアリが住めるようになっています。

そして見返りとしてアリもアカシアの葉を狙う虫を撃退したり、場合によってはキリンまで撃退してしまうそうです。

▼冷温室の地植え植物たち


冷温室の地植えコーナーには、小さくて背の低いかわいげな高山植物がたくさん植えられているのですが、まだ開園まもないため花も咲いておらず、これからゆっくりと育っていく姿を眺めていくのも楽しみの一つです。

園長
園長

他にもめずらしい植物がたくさんあります。みなさんも「なんだか気になる木」ぜひ探してみてください。

歴史のある小石川植物園の温室

小石川植物園は日本最古の植物園で、ルーツは徳川幕府が開設した小石川御薬園にあります。

温室についても、歴史120年の歴史があり、木造西洋式温室として1900年に建設されたのがはじまりです。

しかし1945年5月空襲により焼失。残されたレンガ躯体を再利用し再建、改修を繰り返すも、老朽化により建て替えとなりました。

新温室の入り口に当時のレンガ躯体も残されており、長い歴史を感じるとともに、再建に携わった方々へ心より敬意を表します。

温室以外の園内観賞について

温室だけでも楽しい小石川植物園ですが、もちろんながら園内の樹木についても見どころが多いです。

たとえば、化石として発見され絶滅したと思われていたメタセコイヤの林や、ニュートンのリンゴの木。イロハモミジやサクラや梅など、四季を通して花木を楽しむこともできます。

面積は48,880坪(東京ドーム約3.5個分)もありとても広いので、散歩がてら、のんびりした一日を小石川植物園で満喫されてはいかがでしょうか。

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