お部屋に植物を置くことでどんないいことがあるのでしょうか。今日はインドアグリーンがもたらすいろんな効果について一緒に考えてみたいと思います。
育てる手間 < 植物を飾る?
この日記では、できるだけ手軽に植物を育てる方法も、みなさんにお伝えしていきたいと考えています。しかし、そうはいっても植物は生き物。全く手間がかからない方法は、残念ながらありません。
水を上げたり、置き場所を変えてみたり、少なからずお世話をしてあげることが必要となってきます。では、そこまでして植物を置くメリットはなんなのでしょうか。
植物が空気をきれいにする
理科の授業を思い出してください。光合成って覚えてますか?植物は光を吸収するときに、二酸化炭素を使い、そして酸素をつくり排出してくれます。また、実はハウスダストなどの物質を吸収してくれるような、とてもありがたい植物もいます。
植物は部屋に置いておくだけで空気がきれいになる、天然の空気清浄機なのです。
インテリアとしての効果
かざりとしての効果は、個人の主観になりますので、絶対的なメリットとまでは言えませんが、少なくとも、インドアグリーンでお部屋の雰囲気を心地のよいものに変えることができます。
気に入った置物をかざったり、好きな絵画をお部屋にかざったりしていると、いつの間にか、ちぐはぐになっていたり、統一感をだすのって何気にセンスを必要とします。また、例えばオブジェのような美術品をかざりだすと、なかなかの高額なインテリアになってきます。
その点植物は、美術品などと比べるとお買い求めやすく、大部分が緑色という配色がゆえに増やしても統一感を損なうことがさほどありません。また植物を一種のアート作品ととらえると、とてもお部屋に導入しやすいお値段なのではないかと思います。
植物って多種多様で、さらにその形状は日々変化していく。また部屋にかざると枠に入りきらないし。植物ってお部屋に置くと自然界を切り抜いた素晴らしいアートだなって私は時々思ったりします。
植物で得られる加湿効果
植物に水を上げると、根から水を吸い上げ、葉っぱからその水分を放出してくれます。乾燥が気になる季節では、電気代のかからない天然の加湿器として非常に心強い存在になってくれます。
そしてさらにうれしいのは、その葉っぱから発生する水蒸気は、お部屋のマイナスイオン濃度をあげてくれます。ご存知のようにマイナスイオンにはリラックス効果があります。心の健康にもよい影響をあたえてくれるのです。
植物を部屋にかざるたくさんのメリット
それ以外にもいろいろと植物を置くメリットは考えられますが、まとめてみるとこんな感じでした。
- 二酸化炭素を酸素に変える。
- 有害物質(ホルムアルデヒド)を吸収する力がある。
- アートやオブジェと考えるとお手頃な価格。
- 水蒸気発生により室内の湿度を上げてくれる。
- マイナスイオンの濃度を上げてくれる。
- 植物の緑色は、目の疲れを癒す効果がある。
お世話と手間が必要な植物ですが、育てていると愛着がわいてくるという点もひとつのメリットだと私は思っています。
植物と共に暮らすみなさまの生活が、素敵なものになることを願っています。本日もご来園ありがとうございました。
コメントする