こんにちは。お庭が無くても楽しめる園芸!本日はベランダガーデニングでおすすめのハーブ『モロッカンミント』についてお伝えしていこうと思います!
コロナウイルスの影響で外出が出来ず、モンモンとした日々が続きますね。ハーブティー香りで癒されてみてはいかがでしょうか。
モロッカンミント とはどんなミント。モロッコ産?
モロッカンミント (学名 Mentha cv. ‘Morrocan’)
ペパーミントに近い見た目(葉にしわがある感じ)のミントですが、ペパーミントやスペアミントよりも、甘すぎないスッキリしたニオイがします。
一目惚れならぬ、一嗅ぎ惚れで、4年くらい前近所のホームセンターで私は購入しました。
思いっきり吸ってもしつこさが無く、ずっとかいでいられる香りです。(言葉では伝えるのは難しい。。)
このモロッカンミント、実は正体がいまいち不明。
今回記事にするにあたりいろいろと調査もしましたが、どのミントの改良種であるかなども含め、よくわかりませんでした。(誰か詳しく知りませんか?)
そもそも、ミントは世界各国で品種改良が多くおこなわれており、数百種以上の品種があるとのこと。
モロッコ原産の「ナナミント」と同じだという説もありましたが、そこもはっきりは分からず。
ヘタしたらモロッカン(モロッコ産)ですらないかもしれない『モロッカンミント』。
しかし園芸店で結構よく目にします。
ちなみに私のモロッカンミントの苗には、このようなフダがついていました。
これはもうモロッコ産もしくは、その改良種であると信じたい!
いずれにしても、絶妙にいい香りのミントであることはまぎれもない事実。
しかも言われた通りティーにした日には抜群においしい。
結果、ミステリアスかつ、実にかぐわしい、モロッカンなミントでした!
ご報告は以上です!
でも、ほんとうにいい香りなので、ベランダからちょこっとちぎっていろいろな用途に使え、とても重宝しています!
モロッカンミントのベランダでの育て方
とはいえ4年も付き合った植物です。育て方はそんなに間違っていないと思います。
今回は、『モロッカンミントのベランダでの育て方』をお伝えしていきたいと思います!
【置き場所】半日陰に置いてあげる
すこし湿り気のある場所がミント類は好きらしいので、ベランダで育てる場合は、真夏の直射日光には気をつけてください。
カンカン照りの真夏の暑い時期になったら、おとなりの植木鉢の影になる場所や、ベランダの壁で少し影になる場所に置くのがおすすめです。
【用土】保水性の高い用土
ミントは繁殖力がとても強いので、市販の観葉植物の土で十分育ちます。私も市販の培養土で今のところ育ててます。
でも、ちゃんと育てたい方は保水性高めにつくるという意味で、
赤玉土小粒50%、腐葉土50%
これくらいで配合すれば問題ないと思います!
次の植え替えの時は、赤玉土と腐葉土で土は作ってあげようと思ってます。ここまで付き合いも深くなると長生きしてほしいので。
最近ではハーブ用の土というのもあります。これから育ててみたいなという方や、初心者の方は、お手軽ですのでおすすめです!
【肥料】化成肥料で問題なし!
私は毎年春に芽が出てきたら念のための化成肥料をバラバラっとあげていますが、それ以外は特にあげていません。
今のところ問題なく毎年生えてきています!
本来は葉っぱを収穫した後に、水の代わりに液肥をあげたほうが、収穫ももっと期待できると思います!
【水やり】土の表面が乾いたらたっぷりと
どの植物にも大体共通ですが土が乾いたら、たっぷり水をあげるという方法で問題ありません。
ただし、夏場のベランダで晴れが続くときは、毎日土の表面がカラっカラに乾きます。
モロッカンミントは水切れすると、とたんに元気がなくなるので晴れが続く日は毎日水をあげてやってください!
【やったほうがいいこと】早めのチョッキン(摘芯)
摘芯(テキシン)とは茎の先をカットして、脇芽の成長を促すこと。
伸ばしっぱなしにすると、まっすぐひょろひょろ伸びるので、そのうち水やりしたり、雨が降るとパタンと倒れて不格好になります。
芽が伸びてきたら、若いうちにチョキチョキ先っちょを摘芯すると、葉が横に広がって見た目もきれいに生長してくれます。(地面から5cmくらいでチョキン!)
また摘芯すると、一本の茎から複数の芽が生えてくるので、収穫量も倍増します。
【実際に育ててみて】とにかく丈夫!口が広めの鉢がおすすめ!
4年前に購入してから、野ざらしに近い形でベランダに置いていますが、気づくと毎年春先から夏にかけて、モサモサと生えてきます。
口が広めの植木鉢で育てると、ランナー(地下茎)がぴよーんと横に伸びて、株が鉢全体に株が広がります。
冬場に地上部は枯れ、茎まで茶色くパリパリになってしまいます。見た目も悪いので、ハサミでさっぱり切り落とします。
しかし、ミントは多年草で根が生き残るので、ちょうど桜が咲く頃には、にゅっこりと新芽が顔を出してくれます。
ベランダにピッタリで丈夫なモロッカンミントです!
『モロッカンミントティー』のレシピ・おいしい作り方
せっかくなのでモロッカンミントティーの作り方もご紹介します。(自己流です)
【材料(ティーカップ4杯分)】
- モロッカンミントの葉っぱ・・・お茶碗一杯分くらい
- 中国緑茶・・・ティースプーン2杯(なければ日本茶でOK)
- 砂糖・・・40g(グラニュー糖)
- お湯・・・500ml
【作り方】
①フライパンに中国緑茶と砂糖を入れる
日本茶でも十分美味しいけど、茶葉入れすぎるとお茶の匂いが強くなりすぎるので注意!
②ミントをぎゅっと握って香りを出し、フライパンに入れる
手のひらがめっちゃいい匂いになります。はぁ~
③お湯を入れて煮立たせる
お鍋の蓋をして、沸騰しない程度にしばらく煮立たせると匂いが逃げないらしい。
④高い位置から注いだら出来上がりです!
何の意味があるかは分からないが、高いところから注ぐのがモロッカンです!
ティーカップにミントの葉っぱを少し入れとくと、さらにいい香り。
じつにモロッカンです。
個人的な感想としては
「あっ!スタバのミントティーと同じ味がする」って思いました。
しょうもない感想ですいません。。
なお結構甘いのがモロッカンミントティーの特徴的ですが、甘さ控えめにしたい方は砂糖を減らしてもいいと思います。
モロッカンミントで緊張型片頭痛も改善!驚きのミント効果
ミントには、いろいろな良い効果があります。
例えばドーパミンの発生を促し、イライラを押さえストレスを軽減をしてくれたり、リラックスの効果もあります。
また、整腸作用もあり胃もたれなどにも効果を発揮します。その他にも、安眠効果や冷え性予防にもなります。
さらに、ドイツの研究では頭痛薬に含まれる「アセトアミノフェン」に匹敵する鎮痛作用が、ミントにはあると報告されているそうです!
緊張型片頭痛持ちの私は、頭痛が長引く時にはベランダのモロッカンミントをちぎって、「ポンっ」とお水やお茶に入れて飲んでいます。
ミントの香りで少し頭がスッキリする気がします。
私のように何をやっても治らない頭痛持ちの方には、天然の常備薬としておすすめです。
モロッカンミントを育てる時に気をつけたい「アブラムシ」対処法
そんないい事だらけのモロッカンミント。
しかし、ベランダでモロッカンミントを育てるうえで気をつけていただきたい事が1点あります。それは、
アブラムシです。
私は野ざらしにしているので夏場には葉が密集してきます。そうすると必ずと言っていいほどアブラムシが繁殖してしまいます。
アブラムシが一度発生してしまうと駆除が大変ですし、その見た目のグロさから、その年はお茶にして飲む気にはなかなかなれません。
そんな我々の強い味方となるのがアブラムシ予防になるのが、こちらの『やさお酢』です。
『やさお酢』のおすすめポイントをまとめました!
- 主原料がお酢なので食べる直前にかけても安心!
- 買ったら薄めずそのまま使えるので楽チン!
- 虫から植物を守るだけでなく栄養にもなる。
- アブラムシ以外にも、ハダニやうどん粉病にも有効!
お金をかけたくない方は調理用の米酢を薄めて使うという手もあるようです。
あとは唐辛子やニンニクも効果があるらしいです。
ちなみに私は普通のキンチョールをぶっかけるという荒治療によって毎年駆除しております。
もさもさ生える⇒食べる⇒アブラムシわく⇒ドン引き⇒キンチョール駆除⇒もう食べない
そして翌年もさもさ生えたら、また食べるというワイルドな付き合い方を私はしています。
さすがに洗い流されてるだろうという考えなんですが、いかがなものでしょうか?
ヤバいのでしょうか?実は?一応今のところ元気に生きておりますが・・若干心配になってきました。
くれぐれも良い子のみなさんは、こちらの『やさお酢』で対処してください!
アブラムシにさえ注意すれば、繁殖力の高いモロッカンミントは、年中ベランダに置きっぱなしが可能です!しかも、ほんとにいい香りでアイスクリームに乗せたり、いろいろ使えるのでおススメです!ぜひお試しください!
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